PRIへの署名
「責任投資原則(PRI:Principles for Responsible Investment)」とは、2006年に当時の国連事務総長コフィ・アナン氏が金融業界に対して提唱した6つの原則を実現させるための国際的な投資家のネットワークで、国連環境計画(UNEP)および国連グローバルコンパクト(UNGC)によって推進されています。
原則では、「ESG」 の課題を投資の意思決定に取り込むことが提唱されており、これらの視点を投資の意思決定プロセスに組み込むことで、長期的な投資パフォーマンスを向上させ、受託者責任を更に果たすことを目指しています。野村不動産投資顧問株式会社は、PRIの基本的な考え方に賛同し、2017年12月に署名機関となりました。
PRIについてはこちら(英語版HP)をご覧ください
TCFD署名
本資産運用会社は、金融安定理事会(FSB)により、気候関連の情報開示及び金融機関の対応をどのように行うかを検討する目的で設立された「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言への賛同を2020年7月に表明し、国内賛同企業による組織である「TCFDコンソーシアム」に参加しています。
TCFDについてはこちら(英語版HP)をご覧ください
気候変動イニシアチブ(JCI)への参加
本資産運用会社は、気候変動対策に積極的に取り組む日本の企業や自治体、団体、NGOなど、国家政府以外の多様な主体(non-state actors)のネットワークである「気候変動イニシアチブ(JCI:Japan Climate Initiative)」に参加しています。
JCIについては こちらをご覧ください
「21世紀金融行動原則」への署名
本資産運用会社は、環境省が事務局となり、持続可能な社会の形成のために必要な責任と役割を果たしたいと考える金融機関の行動指針として、2011年10月に策定された「21世紀金融行動原則」に、2019年7月に署名しました。
21世紀金融行動原則についてはこちらをご覧ください
21世紀金行動原則「環境大臣賞」受賞
本資産運用会社は、環境省「持続可能な社会の形成に向けた金融行動原則(通称:21世紀金融行動原則)」において、2019年度の最優良取組事例として「環境大臣賞」(総合部門)を受賞しました。
<受賞内容>
2019年度最優秀取組事例 環境大臣賞(総合部門)
<取組事例の概要>
J-REIT初となる環境マネジメントシステム(EMS)の第三者認証・登録(エコアクション21(※))
※詳細は、同ページ内「エコアクション21」認証・登録(環境マネジメントシステム)をご覧ください。
本評価についてはこちらをご覧ください
「GRESBメンバーシップへの加盟」
GRESBとは
GRESBとは、不動産会社・ファンドの環境・社会・ガバナンス(ESG)配慮を測る年次のベンチマーク評価及びそれを運営する組織の名称で、国連責任投資原則(PRI)を主導した欧州の主要年金基金グループを中心に2009年に創設されました。
GRESBにおける評価は、個々の不動産を対象としたものではなく、不動産会社、REITや不動産私募ファンドごとのサステナビリティへの取組みを評価することが特徴です。
投資先の選定や投資先との対話にGRESBデータを活用する投資家メンバーは、現在150機関を超え、日本でも、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)をはじめ、複数の機関がGRESB評価結果を利用しています。2023年に実施されたGRESB リアルエステイト評価には、世界で2,084の上場・非上場の不動産会社・ファンドが参加しました。
GRESBについてはこちら(英語版HP)をご覧ください
GRESBメンバーシップへの加盟
本資産運用会社は、投資運用業において高まるESGの重要性に対し運用会社として応えていく必要性に鑑み、GRESBメンバーシップ(GRESB Real Estate/ COMPANY & FUND MEMBER)に加入しました。国際的なイニシアティブのメンバー企業となり、ESG先進企業とのネットワーク、情報共有、日本における事例の紹介等の活動に参加することを通じて、サステナビリティ向上に取り組んでいきます。
GRESBリアルエステイト評価「4 Star」・「Green Star」
本投資法人は、総合スコアの順位により5段階で評価されるGRESBレーティングで、「4 Star」を取得しました。また、ESG推進のための方針や組織体制などを評価する「マネジメント・コンポーネント」と、保有物件での環境パフォーマンスやテナントとの取組み等を評価する「パフォーマンス・コンポーネント」の双方で優れた取組みを実践している参加者に与えられる「Green Star」を、8年連続で取得しました。
GRESB開示評価:「A」
本投資法人は、環境配慮やサステナビリティの取組みに関する情報開示が優れていることが評価され、2017年より導入されたGRESB開示評価において5段階のうち最高水準となる「A」の評価を、7年連続で取得しました。
CDP気候変動プログラムに参加
本投資法人は気候変動に関する情報開示等の取り組みについて評価するCDP(Carbon Disclosure Project)気候変動プログラムの質問票に回答しました。なお、2023年度の評価は気候変動分野で「B」スコアを獲得しています。
CDPの詳細はこちらをご覧ください
「エコアクション21」認証・登録(環境マネジメントシステム)
本制度は、環境省が環境マネジメントシステムの一環として策定した「エコアクション21ガイドライン」に基づき、環境経営を推進する事業者を、第三者により認証・登録する制度です。
本投資法人は、J-REITとして初めて、本制度の認証・登録を受けています。
<認証・登録範囲>
エコアクション21についてはこちらをご覧ください
「令和 3 年度気候変動アクション環 境大臣表彰(普及・促進部門)」受賞
「気候変動アクション環境大臣表彰」は、気候変動への取組みに関して、優れた功績のあった個人または団体に対して、環境省から表彰を行うものです。環境省では、地球温暖化対策の一環として、1998 年より「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を開始しましたが、昨今の社会における気候変動対策の動向等を踏まえ、2020 年より「気候変動アクション環境大臣表彰」にリニューアルされました。
本資産運用会社は、本投資法人における気候変動の「緩和」と「適応」の継続的な取組み等が評価され、環境省主催の「令和 3 年度気候変動アクション環境大臣表彰(普及・促進部門)」を受賞しました。
気候変動アクション環境大臣表彰についてはこちらをご覧ください